イヤイヤ期の我が家の対応

育児

「ご飯食べるよ」「いや!」

「お風呂入るよ」「いや!」

我が家の娘もついに恐れていたこの時期が来ました。

いわゆる「イヤイヤ期」ですね。

こんな時どんな対応をするのがいいのかわからず迷いますよね。

リハビリの中で様々個性を持った子どもたちと関わる仕事での経験を踏まえの我が家のイヤイヤ期への対応を紹介します。

※子育てに‶正解”はないと思います。その子、自分にあった対応を探る一つの参考としてください。

イヤイヤ期とは?

  • 時期 2歳から3歳頃まで見られやすい。(ない子もいたり、時期がずれたりする)
  • 様子 何をするにも「嫌!」と答えることが多い。感情的になりやすい。
  • 理由 自我の発達つまり自分でこうしたいが強くなるため。

子どもそれぞれでの表現の仕方も違うし、納得する過程も違がいます。

こんな様子から「魔の2歳」なんて呼ばれたりしますね。

その場で突然に起こるイヤイヤにはこっちは準備できないですよね。

その後の予定もあり、騒ぐことへの焦りも、伝わらない苛立ちもあります。

ぶつかり合った後には、疲労と後悔があったりします。

我が家の対応

こんな時、我が家では大きく3つを意識して子どもと接していきます。

イヤになる流れをみる

子供たちの「イヤ」にもさまざまなパターンがあるなと思います。

その一つが、理由のあるイヤです。

例えば

ご飯より動画が見たいからイヤ

さっき約束したのに忘れているからイヤ

などがあります。

冷静な時は、イヤになるまでの流れを振り返ることで原因を確認することが出来ます。

原因が一致すると、ゆっくり説明すると納得してくれる場面はあります。

一見当たり前のことではあるのですが、大人側の焦りで見落としがちになります。

一息ついて、イヤが見られるまでの流れを思い出してみてください。

課題を切り替える

理由があるイヤに対して理由のないイヤもあります。

前後の流れがなくイヤとなり、何を説明してもダメな時もあります。

買い物中に座り込む

大泣き、奇声を上げる

などの場面にあたることが多いです。

これが厄介。買い物中の周囲の視線が気になって仕方がありません。

そんな時は、課題を変えることを意識しています。

例えば、帰ろうといっても帰らない場合

目的を「帰る」から「動画をみる」に変更します。

ある程度は子供抱っこしてその場を離れるなど力技も必要です。

そのあと厄介なのが、ご飯や着替えなどその後のことにもイヤが長引くことです。

これを避けるためにも、一旦別課題に切り替えることが大切です。

この時、注意することは二つあります。

大人側がしてほしいことは、事前に約束しておくこと。

子供が冷静になったときに、なぜ泣いていたか確認すること。

約束を聞き入れるかどうかは子供により異なります。

それでも、事前にしてほしいことを伝えていくことが子供の中で整理する練習になります。

また、振り返りを行うことで同じ場面での心境を思い出す練習にもなります。

飴と鞭のように子供のやる気を探ってみましょう。

感情的にならない

上の二つを通すためにも重要なことは感情のコントロールです。

子供の大泣きは、焦るしストレスになります。

どんなに頑張っても感情的になってしまうことはあります。

それがわかったうえで、皆さん十分わかってるうえで

やっぱり感情のコントロールは大切です。

子供に説明するときに威圧、大きい声は余計なパニックを生む可能性があります。

通常の声か、少し落としたトーンで目を見てゆっくり話す。

子供たちも聞き入れる心の余裕を作ってあげてください。

一般的なアンガーマネジメントとしても

自分の腕を輪ゴムではじくなどの一定の痛みを加える

深呼吸をし一定時間(6秒)待つ

などがあります。

そのほか、甘いものを食べる、温かいものを飲むなどリラックス要素でもいいです。

自分のことも子供のこともどこか許しながら対話を目指しましょう。

子供との関わり方を練習しましょう

自分の子供であっても、すべてを理解しているわけではありません。

どんな伝え方が一番伝わるかは兄弟でも違います。

一緒なのは「なにか考えがある」ということです。

小さい子でも表情、視線から話を聞いているか確認することで

その子と自分との一番いい関わりを練習していきましょう。

まとめ

子供のイヤイヤ期に対して我が家では

イヤになる流れをみる

課題を切り替える

感情的にならない

といった共通認識で対応しています。

これを参考に、皆さんの過程での対応をご家族で相談するきっかけにしてみてください。

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